2003/08/20
〜 HDD内部を覗くぞ!Maxtor D540X-4K040K2編 〜
HDD死んだのよ(泣)
先日、管理日記の方で言ったHDD死亡の件。
「死んだHDDを持っていても仕方が無い」とゴミ箱送りにするのは普通人。
「死んだHDDを持っているなら徹底的に弄ってしまえ!」と工具を握りしめるのは変人
さぁ、分解いたしますよぉ( ̄ー ̄)フッフッフッ
さぁさぁさぁ。分解分解♪
今回分解いたします犠牲者は「Maxtor D540X-4K040K2(40GB)」でっす。
1プラッタ40GB・流体軸受け 仕様となっております。
発熱も少なく、作動音も全然しないことから、私の中では
「4K040K2最高っ!」
となっていました。
今回死亡するまでは・・・・
まず基板面から取り掛かります。
赤丸のネジを外します。コレは普通の+ネジです。
オレンジ色の四角部分は次で説明します。
基板を取り外しました。
あれっ?フィルムケーブルの類がありませんね。どうやって基板からの信号を内部メカに伝えてるんでしょうか?
先ほどのオレンジ色の四角部分のアップです。
突き出た4本のピンが基板上のこの黒い部品に刺さるようになってるんですね。
なるほど。モーターへの電力と信号はこの端子を通して送られてるようです。
基板裏面です。
緑色の四角部分にご注目。
モーターへの信号は先ほどのピンで送られてましたが、ヘッドからの情報を受け渡しするのはこの緑色の四角部分で行われるようです。
基板を本体にネジ止め固定すると、本体から突き出たピンが基板面の所定の位置にジャストフィットするようになっています。
お次はフタを外しますよぉ。
赤丸は普通の+ネジ。
緑色の丸のネジが…
難儀なトルクスネジになってます(泣)
しかもかなり小さい・・・
このサイズのトルクスネジを回すトルクスレンチは持っていません。っていうか、売っていません(泣)
仕方がないので、ニッパで頭を挟み込んで強引に回しました(^^;
でもまだフタは外せません・・・
シールを剥がすとこれまたトルクスネジが姿を現しました。
このサイズなら手持ちのトルクスレンチで回せます。(以前Seagateの時に使った、ヤスリで強引にサイズダウンさせたトルクスビットですね)
「パコッ」とフタを外します。
撮影中は気が付かなかったんですが、この画像をみるとディスクの内周部にスジが入ってますね。
死んだ原因はコレなのかな??
別角度から。
ちなみにディスクは超平面で鏡のように反射します。そのせいでディスクに私の部屋が写り混んでしまいましたのでボカシ処理を施しています(^^;
反対側から。
フタの縁にはシリコンゴムみたいなのが走ってます(黄色いトコね)
これで機密性を上げ、内部へのホコリの侵入を防いでいます。
お次は内部部品の取り外しに掛かります。
まずは赤丸のネジを外して・・・・
部品を取り外す、っと。
これはかなり強力な磁石のようです。引き剥がすのに力がいります。
ちなみにヘッド先はこんな感じになってます。
ディスクに反射して分かりにくいですね(^^;
ヘッド先とディスクとの間には隙間がありません。接触しています。
(※稼働時にはヘッド先は極々僅かに浮き上がるためディスクとの接触はありません)
このヘッドをロックするための部品を・・・
取り外す。
ヘッドの移動範囲を示すこの部品を・・・
取り外す。
いよいよヘッド部分を取り外しますよぉ。
赤丸のネジ2本を取り外します。
これだけではまだヘッドは取り外せません。
基板で隠れていた部分にトルクスネジを発見。
これも手持ちのトルクスレンチで回せました。
ヘッド部分を取り外す。
ヘッド部品のアップ。
裏返してアップ。
横からアップ。
こう見ると、1プラッタ用と2プラッタ用のヘッド部品は同じみたいですね。2プラッタ用の回路みたいなのも確認できますし。
本体に戻って、ヘッドの下にあった部品を取り外します。
コレも強力な磁石です。
んで、隅っこに変な物体発見!
なんか白い物体。
なんだ?これ???(情報求む!)
反対側の隅っこにも謎な物体が。
なんか透明の四角いプラスチックみたいなのが・・・なんじゃらほい??(これまた情報求む!)
ディスクも取り外す・・・・つもりだったんですが、ここで使われているネジがまたまたトルクスタイプ小。
「まわせないっつーのっ!。・゚・(ノД`)・゚・。」
ってことで今回は手を付けませんでした(^^;
取り外した部品の集合写真。
(あ、基板と本体の間に挟まっていた黒いスポンジ忘れた(^^;)
分解したら、再度組み直して・・・
HDDが内部でどんな動作をしているのか見たいですよね?
滅多に見られるもんじゃないし。
ってことで、再度組み直しますが、フタは閉めません。
フタを閉めないで電力を供給。
「シュィーーーン」という音を発しながらディスクが高速回転します。
そしてヘッドが「カタカタッ」と・・・。
その様子をデジカメの動画撮影機能を使って撮影しました。
オマケみたいな機能なので15フレーム/秒の動画しか撮影できません(^^;
んでその動画が★コレ★
(※再生にはDivX5.05のCODECが必要です。)
見れましたか?
WMV形式だったら比較的誰でも見られると思うんですが、ウチのWMVエンコーダがエラー吐いてエンコできなかったんですよ(泣)
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