2003/09/10

〜 ジャンク大好き! 〜

ジャンクはいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ(ネタ古っ

え〜ジツハ3週間ほど前にHDDを買いに日本橋に行きました。
HDDも買ってブ〜ラブラと各店舗を見回っていると、ありますねぇ。掘り出し物が。
最近はすっかり影が薄くなってしまったジャンク品ですが、さがせばあるモンです。

まずはコレ。



一見、ただのぁゃιぃ8cm角ファンにしか見えませんが、よぉ〜く見ると・・・



YATE LOON社製です。
ここでピンと来たひとは静音の虜。
静音電源で一世を風靡した NEXTWAVE社 SILENT KINGシリーズAopen社 FSP350-60PN/FSP350-60PN(PF) といった静音を謳った電源に搭載されているファンがYATE LOON社製なんですねぇ。
(NEXTWAVE社は流体軸受け、Aopen社はボールベアリングタイプを使用しています)

YATE LOON社製ファンは静音性能においては、彼のXinRuiLian社製ファンをも上回ります。

「だったらなんでどこも輸入販売しないんだ?」

ごもっともな意見です。
XinRuiLianファンの輸入販売で有名な長尾製作所も輸入しようと試みましたが何らかの事情により中断したと記憶してあります。(たしか長尾の掲示板に理由が書かれていたような気がするんですが、当時の掲示板が潰れてしまったため確認できず(泣))
たしか流体軸受けのオイルが漏れるとかいったようなことだったと思います。

まぁ、そんな感じで今までYATE LOON社製ファンが一般に売られていた姿は見たことがありませんでした。
それがちっこいお店の店先で無造作に並べられて売られている。しかも1個300円。
これは買わないと駄目でしょう♪
つーわけで買いました。1個だけ(笑)
レジに持っていったときにお店のおばちゃんが「昨日からこの子(ファン)ばかり売れるのよねぇ。」と言っていたのが印象的でした。


さっそく動作テストです。
ファンコンをかましてスイッチオン!
期待どーり静かです。5V時はもちろんですが、10V時(ファンコン最大時)でもかなり静かです。
XinRuiLian RDM8025Sと比べてみましたが全然違いますね。
XinRuiLianは10V時にはかなりの振動があるんですが、YATE LOONは微震。


あ〜もっと買っておけば良かったなぁ・・・。



なぞのヒートシンク

さてさて、また別のお店での話。
お店の隅っこにジャンク品がさみしそうに寄り添ってます。
そこに彼は居ました。



なぞのヒートシンク 1個100円♪

ひとつを手に持ってみると感じるカナリの重量。
ベース部分には厚さ6.5mmの銅板。
パッと見では結構冷えそうな感じがします。
いろいろな種類があって、全銅タイプ・銅ベース/アルミフィン・銅ベース/アルミと銅の混在フィン・全アルミタイプと4種類確認できました。

「これは買いでしょう」ってことで4個購入。400円なり(安っ)
全銅が3つ。銅ベースでアルミフィンのを1個。
400円ですがカナリ重い(笑)

使い道は・・・今のところ特にありませんが(^^;
まぁHDDを冷やしたりVGAチップを冷やしたりなどなど、後日活躍してくれることでしょう。


で、このヒートシンクの正体なんですが、ちょっと昔にどこかでみたことがあります。
Impressの記事だったと思ったんだけど・・・
・・・・
ありましたありました。

『古河電工、銅とアルミの高効率CPU放熱フィン』
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1224/furukawa.htm


形状はちと違いますが構造はそっくりです。
古河電工のサイトを探してみるとありました。
http://www.furukawa.co.jp/ELC/thermal/crimped_fin.htm
なるほどなるほど「クリンプフィンヒートシンク」と言うんですね。
ではコレを使用した製品があるんでしょかねぇ?
google検索で見つかったのは次の一件だけでした。
http://www.sw.nec.co.jp/innovation/tech_eng/bsv/
なんとNECのXeon搭載サーバマシンのCPU冷却に使われているそうです。
サーバマシンに使用されるぐらい信頼性のあるヒートシンク。なかなか優秀そうに思えるんですが、この一件以外に使用報告が無いのが気になります(^^;






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