2004/04/30

～まず貼る一番＆ST3200822A ～

何？それ？

「まず貼る一番」？
ナンデスカ？ソレハ？

はい。なんのことか分かりませんよね。ちゃんと説明しましょう。

「まず貼る一番」という商品名

変わった名前ですがホントなんです。これが商品名なんです。この名前で店頭に並んでるんです。

ホラ。証拠。

これからの熱対策は放熱シール！！
新放熱発想！放射型の超薄型ヒートシンク！！
《まず貼る一番》
優れた遠赤外線放射特性により２０％の熱低減

ここまできたらこの商品のことを思い出した人も多いんじゃないでしょかね。
ようするにアレです。このシールをアツーイ所に貼れば冷えるんです。イコール、ヒートシンクが要らないんです。

ま、冷えるとは言っても限度があるようで、最近のCPUなどには冷却能力が追いつかないので使用できないみたいなんですけどね。それでもちょっとしたチップの冷却には使用できるそうです。

使用例として↓こんなのがあるそうです。
http://www.mazuharuichiban.com/example/

消費電力の少ないチップには有効だそうで。
もしかしたらVIA C3もコレだけで冷却できるのかな？　だれか試してみません？

もっと詳しく知りたい人は以下のリンクをどうぞ。
http://www.mazuharuichiban.com/
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20031220/ni_i_fn.html#mazu
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2003/12/19/647482-000.html

「ST3200822A」

SeagateのHDDの型番ですね。

Barracuda 7200.7 Plus ( ST3200822A )
IDE接続
200GB（１プラッタ＝100GB）
キャッシュ容量8MB
回転数7200rpm
シークタイム8.5ms
流体軸受け採用

いよいよ我が家にもやって参りました。容量200GB。
ついに私もBIG DRIVE問題と戦わねばならない時がきました。
今までは

「137GBの壁～？そんなに大容量のHDDなんて買わない、つーか、要らん。」

などと”我存ぜぬ”状態だったのに。
安かったんだよ～。そしたらついついレジの前で

「ばらくーだの200GBのヤツください。」

買っちゃったんだよね～。
￥１４，０００。
いやぁ、安いねぇ。

もっと詳しく知りたい人は以下のリンクをどうぞ。
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1081,597,00.html
http://www.sbpnet.jp/vwalker/review/art.asp?newsid=6247

「まず貼る一番」をHDDに貼ってみるわけだ

HDDのチップの冷却に「まず貼る一番」を使ってみようというわけよ。

HDD３兄弟

右から順番に、
Seagate ST3200822A(200GB)
Seagate ST3120022A(120GB)
Maxtor 4R080L0(80GB)

こうやって基板を眺めていると面白いことに気がついた。
4R080L0(80GB)とST3120022A(120GB)の基板には悪名名高き”smoothチップ”が載っているのにST3200822A(200GB)には別のチップが載ってるのね。

Seagate ST3200822A(200GB)

Seagate ST3120022A(120GB)

Maxtor 4R080L0(80GB)
4R080L0

「まず貼る一番」をそれぞれの基板上にあるチップの大きさに切り分けてペタペタと貼り付けていく。
「まず貼る一番」には電導性は無いので、大きいまま基板にべた～ぁっと貼り付けるのが手っ取り早いんだけど、今回購入したのはサイズ150×100mmしかないので節約です。
シールとは言っても、粘着力は”ほどほど”なので張り間違えても簡単に剥がせます。できるだけ避けた方がイイとは思うけど二度張りもできます。

ちっこい部品にも貼り付けて完成。

こんな感じで貼り付ける

こんな感じです。

して、その効果のほどはいかに？