〜 レビュー 08.HDD温度比較〜
こっちが気になる人の方が多いかな?
もともと静かなHDDを買い求めている人が多いと思われる昨今、騒音値よりも温度のほうを重要視している人も多いのでは?と思ふ今日この頃。
そこで今回はHDDシバキ時の温度上昇の比較をしたいと思います。
Seagate BarracudaU
できれば発熱量が”もの凄い”と噂のSeagate BarracudaWorX(通称:薔薇4or5)で測定するのが一番だと思われますが、あいにくと私は今現在Maxtor派でして…(^^;
そんな私が『静音』などと言う言葉に興味がなかった頃、安かったので購入したのが
Seagate BarracudaU 30GB 7200rpm です。
もとはといえばMaxtor(5400rpm)信者になってしまったのもコヤツのせいでして、とにかく熱い。アホみたいに熱い。7200rpmなんて買うんじゃなかったと後悔しまくったのを覚えています。
まぁ、どのくらい熱かったかと言いますと、夏場にシャドウベイにコヤツともう一台を隣り合わせで入れていた時にDTempで計ったら
65℃!!
速攻で放熱対策に乗り出しましたね(^^;
DTempで計るまでの数ヶ月間、コヤツはこんな過酷な環境で文句一つ言わず働いてくれていたかと思うと…。・゚・(ノД`)・゚・。
ちなみに今現在も不良クラスタを出すことなく、Maxtorの流体軸受タイプにも勝る静音で働いてくれています。
測定方法
測定方法は以下のとおり。
・薔薇2使用
・デフラグを実行
・途中温度は無視して30分後のDTemp温度&HDDに貼り付けた温度センサー値
・ファンなどの冷却は使用せず
・お弁当箱、SMART DRIVEはフタ側を床に直置き
・先にお弁当箱で計り、HDDを冷ますため30分間電源オフにしてからSMART DRIVEに入れ替えて計る
・お弁当箱は平らなフタを使用
温度センサーは
ここに貼り付けた。
測定開始!…とおもったら緊急事態発生!
お弁当箱のフタを閉めようとしたらネジ穴が”なめて”ネジが締められなくなっちゃったよ〜。・゚・(ノД`)・゚・。
というのも上の画像のように中身が厚いためにフタが浮いた状態になってたんです。これを無理矢理にネジを締めてフタを閉めようとしたためにフタが弓なりになってそれに耐えきれなくなったネジ穴の山が吹っ飛んだ…と。
仕方がないので【10mm厚の大きいゴムスポンジ】をまたまた手持ちの柔らかいスポンジに変更することにしました。
ネジ穴もミリネジからインチネジにしてみたらなんとか締めることが出来ました。
これで測定開始できます…
お弁当箱 vs SMART DRIVE 結果発表
ダラダラとした説明なんざ「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」とDIOばりに言われそうなので省略。
|
DTemp温度(℃) |
温度センサー(℃) |
お弁当箱 |
48.0 |
37.2 |
SMART DRIVE |
51.0 |
38.5 |
(室温15℃時)
おおっ!!僅かですけど、測定誤差範囲だと思いますけど、SMART DRIVEより冷えてます!!
感想
測定誤差だとしても少なくともSMART DRIVEには負けない冷却能力を持っていることが証明されましたね♪
これなら最近の静かなHDDと組み合わせれば騒音対策・発熱対策ともに大丈夫なんじゃないでしょうか。
お弁当箱はSMART DRIVEの数分の一の値段なんですからお得♪(たぶん。実際の値段は静音BOX氏の発表待ち〜)
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