2003/07/14
〜 GV-MPEG2を冷やそう! 01-ヒートシンクを付けちゃえ 〜
彼は自ら命を絶つんです…
GV-MPEG2。
私の愛用するキャプチャボードです。
性能面ではMTVシリーズなどには及びませんが、使い勝手がカナ〜リ良いので使い続けています。
さて、
私が今使用しているGV-MPEG2はジツハ2枚目なんです。
「なんで2枚目?1枚目はどした?」
はい。説明いたします。
アレはいつだったか、熱い季節の出来事でした。
いつものようにTV番組をキャプチャしていたんです。
いつものように順調にキャプチャ出来てるか確認しようとプレビュー画面を見ると・・・ プレビュー映像が黄緑色で埋め尽くされているじゃぁないですか!
キャプチャファイルを確認してみると途中でブロックノイズ発生。キャプチャできていません(泣)
その後も原因が分からず、キャプチャしては途中でストップの連続でした。
そして数日もすると、完全にキャプチャすることが不可能になりました。
原因を解明するべくネットでGV-MPEG2関係のサイトを回っていると、ある掲示板で
「GV-MPEG2は自身の発する熱でチップが死んじゃうことがあるヨ!」
(|||_|||)ガビーン
「そうなんだ、自分の熱で死んじゃうんだ・・・。」
腑に落ちない気分でしたが、死んじゃったのは事実。急いで代わりのを買ってこないと・・・
そんなわけで、またしてもGV-MPEG2を購入してきたのでした。
今度は死なせない!
買ってきたはいいが、またしても死んでしまったら目も当てられない。
「熱が原因なら冷やしてあげればいいじゃないか!」
まずは基板を見てみましょう。
うわっ。
ファンレスどころかヒートシンクレスですか。そりゃ死ぬわなぁ〜・・・
とりあえず、メインチップとメモリに放熱対策を施しましょう。
あまっていたヒートシンクを熱伝導両面テープで貼り付けました。
よくマザボなんかに使われているヒートシンクですね。
とりあえず、コレで大丈夫でしょ♪
それでも結構熱い!
その後もとりあえずは問題なくキャプチャできていました。
そして、2003年も熱い季節がやってまいりました。
ある日、キャプチャ後のヒートシンクを指で触れてみると結構な熱を持っています。
あのヒートシンクを設置しただけでは冷却不足の模様です。
「なんとかしないとねぇ〜。」
などと思っていた、ある日。とある御方から良い物を戴きました。
アルミ製らしき細長いヒートシンクです。(おもて面の写真失念;;)
コレを付けてあげましょう!
どこに付ける?
チップ表面には既に設置済み。ではどこに設置するのか?
答えは、
「裏側からも冷やしちゃえぃっ!」
つーことで基板の裏側に設置することにしました。
基板裏面です。これの・・・
赤い四角の部分がメインチップの裏にあたります。
ここにヒートシンクを取り付けます。
ヒートシンクの加工
ヒートシンクの取り付け方ですが、基板裏面にもあちこちに小さなチップ抵抗らしき物が乗っているので単純に「ペタッ!」と貼り付ける訳にもいきません。
そこでヒートシンクのチップ抵抗に当たりそうな部分を削ることにしました。
マジックで赤く塗りつぶした部分を1mmほど掘り下げます。
(反対側のちょっと削ったようになっているのは失敗したトコです^^;)
電動ドリルにヤスリビットを差し込みギュィーンンッと削りました。
棒ヤスリで角を削りました。
横から。1mmほど掘り下げました。
短くカットした。
(※実は、この時に流血事故が発生! 詳しくは別記)
手作業なのでこれ以上綺麗にはできませんデス(^^;
あとはコア部分を#2000の紙ヤスリで磨いて完成。
取り付けるぞっ!
熱伝導両面テープを貼り付ける。
チップ抵抗に触れないように貼り付けて、
完成!!
こ〜んな感じになりました♪
効果あったの?
キャプチャ後、指で触れてみると、メインチップ表裏の両方とも同じような温かさになってました。(正確な温度測定はしていません。面倒だもん(コラ)
”成功”
ですね♪(^^)
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