2003/08/23
〜 HDDって? 01-4K040K2が認識できない! 〜
あ〜らら〜・・・
『HDD内部を覗くぞ!Maxtor D540X-4K040K2編』で分解されてしまった4K040K2。
その後、彼は再度組み立て直され、内部メカの稼働状況の様子を撮影されることになるのだが、撮影前にIDEケーブルでマザボに繋いで起動してみたところ、BIOSレベルでの認識すらされなくなっていた。
繋いでいるハズなのにマザボに”完全無視”される4K040K2。
「おかしい…」
たしかに内部にはホコリが入り込み、ディスク円盤自体にも指紋やらキズやらがついてしまっているので、”読み取りエラー”の嵐になるだろうということは覚悟していたが、マザボに認識すらされないとは思いもしなかった。基板自体はしっかり生きているハズなのに…。
なんで?
HDDのファームウェア
マザボがHDDを認識するために、まずはHDDのファームウェアから色んな情報を得るハズ(合ってるよね?)
今回、基板自体は無事なのでファームウェア情報はマザボに送られているハズ……と考えたトコで思い出した!!
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0811/it009.htm
↑この記事内容。
「HDDのファームウェアの多くはフラッシュメモリに保存されますが、一部はディスク領域にも保存されます。HDDに電源が入ると、まずフラッシュメモリからファームウェアの基本部分が読み出されます。次に、ディスクが回転し始め、回転が安定したらディスク上から残りのファームウェアが読み出されるわけです。通常、HDDのディスク領域は、ユーザがデータの保存に使用するユーザエリア、データ領域に発生した不良セクタの代替を行うスペアエリア、そしてHDDベンダだけが使用する特別な予約エリアなど、機能別に複数のエリアに分割されています。ファームウェアは、これらのうち最後の予約エリアに保存されます」。
ほぉほぉ。
なるほどなるほど。
つまり今回の4K040K2の場合は、
「基板上のフラッシュメモリに保存されているファームウェアは問題無いが、ディスク領域上に保存されたファームウェアが、ディスク円盤の汚れのせいで読み込めないために、マザボで認識できなくなった。」
と。
そうゆうことですね。
なるなる。納得しました(^^)
知ってるようで知っていない
今回のことで分かったことは、
「HDDについて知らない事はかなりある。」
ですね。
この章ではあまり普通の人は知らないようなHDDに関することを調べていきたいと思います。
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